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YUBARI RIVER REGENERATION OF NATURE

夕張川自然再生協議会

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夕張川自然再生協議会

  • ABOUT US

    ふるさとの川にサケを帰す。
    夕張川とその流域の川を、サケ・マスが遡上し、
    自然に産卵・繁殖できる川へ。

    夕張川自然再生協議会は、2015年2月1日、栗山青年会議所が2008年から続けてきたサケの稚魚放流事業を母体に、官民一体の体制で発足しました。目的は、夕張川とその流域の川を、サケ・マスが遡上し、自然に産卵・繁殖できる「豊かないい川」にすることです。
    原点は2007年にさかのぼります。南幌町で行われていた川体験学習を見学した栗山青年会議所の仲間たちは、サケがそこまで遡上していることを知り、「いつか栗山や由仁までサケをのぼらせたい」と願いました。「ふるさとの川に愛着を持ってほしい」「子どもたちが大人になっても、サケのように故郷を忘れないでほしい」。その思いから夕張川を学び直し、翌2008年に活動が始まりました。
    2015年春、栗沢頭首工に迂回魚道「サーモンロード」が完成し、その年の秋、72年ぶりにサケが夕張川本流へ帰ってきました。以来、稚魚放流、河川清掃、サケの里親事業、魚道の維持を続け、2025年3月には国の「河川協力団体」に指定されました。いま私たちは、川だけでなく山・森・海を含む流域全体を視野に、環境と経済がともに豊かになる地域のモデルづくりに挑戦しています。

  • CONTENT.01

    サケ稚魚放流会

    12月~4月

    誰でも参加可能

    毎年12月、サケの卵が「里親」となる家庭に配られ、自宅の水槽で稚魚まで大切に育てられます。春、育った稚魚を里親や町の人たちと一緒に雨煙別川へ送り出すのが「サケ稚魚放流会」です。育てた人が自分の手で放すことで、川とのつながりが生まれます。

    2008年に栗山青年会議所の事業として始まり、2015年に協議会が引き継ぎました。2025年で第18回、放流した稚魚は延べ35万匹超。卵は道総研 さけます・内水面水産試験場から提供を受け、飼育の目安は孵化までの積算温度480℃、浮上まで960℃です。

    CONTENT.02

    河川環境保全

    8月〜11月

    魚道サーモンロード

    2015年4月、栗沢頭首工に念願の迂回魚道「サーモンロード」(全長235m)が完成しました。その年の秋、専門家の予想を超える速さで、72年ぶりに夕張川本流でサケとサクラマスの遡上・産卵床が確認されました。

    放流した稚魚が自然に産卵するサイクルには、川の環境を整えることが欠かせません。協議会は魚道の除草や維持管理、産卵床の整備を続け、2020年からは中州に産卵床を造成する「サケの見える化プロジェクト」を進めています。2025年3月には、河川法にもとづく国の「河川協力団体」に指定されました。

    CONTENT.03

    環境DNA調査

    調査・研究

    活動マップと連動

    魚などの生きものは、粘液やフンの形でごくわずかな体の跡=DNAを水の中に残しています。川の水を採ってそのDNAを読み取り、そこにどんな生きものがいるかを調べるのが環境DNA調査です。網を入れたり魚を捕まえたりせずに、川の「今」を知ることができます。

    めざしているのは、栗山の川の価値を客観的なデータで示す「見える化」です。どこに、どんな魚がいるのか。サケやサクラマスは、どこまで遡っているのか。調査を重ねて川の変化を記録し、次の保全の手を打つ根拠にしていきます。

    CONTENT.04

    河川清掃

    毎年9月ごろ

    誰でも参加可能

    毎年9月、住民と学校と企業が集まって夕張川の岸のごみを拾う「ぼくらの故郷 夕張川クリーン大作戦」。栗山青年会議所の時代から、サケの自然回帰活動とともに続けてきた、協議会のもうひとつの柱です。

    サケが自然に産卵する川には、環境を整える手が欠かせません。清掃は美化活動にとどまらず、ふるさとの川への愛着を育て、次の世代への「ひとづくり」につながる場になっています。2025年9月の大作戦には、業種をこえて19社の企業が参加しました。回収されるごみの量は、年々減ってきています。

    CONTENT.05

    環境教育

    子ども・学校

    通年

    協議会の原点には、「子どもたちが大人になっても、サケのように故郷を忘れないでほしい」という願いがあります。卵から稚魚を育て、川へ放し、川の生きものを観察する。その一つひとつが、子どもたちにとって命と自然を学ぶ時間になっています。
    放流会では、流域生態研究所の妹尾優二所長による屋外の生態系教室を開いています。夕張川の成り立ちを学ぶ勉強会や遡上見学ツアー、子どもたちの絵を展示・表彰する絵画コンクールも重ね、雨煙別小学校コカ・コーラ環境ハウスやオオムラサキ館といった町の学びの拠点とも連携しています。

    CONTENT.06

    イベント・啓発活動

    通年

    協賛企業募集中

    川の再生は、川辺で作業する人だけでは続きません。協議会は、シンポジウムやまつり、寄付のしくみを通じて、夕張川の取り組みを多くの人に知ってもらい、参加と協力の輪を広げてきました。
    2015年の「夕張川魚道シンポジウム」から続く講演会では、行政や専門家と流域の未来を語り合っています。夏には栗山天満宮の七夕まつりで、万年橋から夕張川を眺めて乾杯する「天の川で乾杯」を共催。2017年からは寄付型自動販売機「ベネフィットベンダー」を進め、売上の一部が川の基金に。参加企業は町内外16社に広がりました。

    AWARD

    受賞・公的活動

    • 2026.04.23

      北洋銀行「ほっくーネイチャーポジティブ補助金」に採択

      「栗山町・里川の『見える化』プロジェクト」が増進コースに採択され、北洋銀行大通り本店で贈呈式が行われました。応募41団体のうち採択は14団体。環境DNAで川と湿地の生きものを読み取り、地図にして地域で共有する取り組みを行います。

    • 2026.01.21

      国土交通大臣表彰 令和7年度「手づくり郷土賞」を受賞

      テーマは「ホタル舞い、サケが遡上する郷土の川〜童謡の見える里山づくり〜」。ハサンベツ里山計画実行委員会・栗山オオムラサキの会との3団体連名での受賞となりました。

    • 2025.10.24

      佐々木学町長の「ふれあい訪問」で協議会との懇談会

      栗山町役場で、自然再生の歩みと宣言にもとづく今後の事業について意見交換を行いました。締めくくりに、自然再興の象徴として制作したTシャツを町長へ贈呈しました。

    • 2025.03.26

      国土交通省 北海道開発局から「河川協力団体」として指定

      北海道開発局から国 第33号として指定。河川協力団体とは、河川法にもとづき、河川管理者と連携して川の維持・環境保全を担う団体です。3月27日に江別河川事務所で指定証が交付されました。

    • 2024.08.02

      4団体で「栗山ネイチャーポジティブ宣言2024」を締結

      栗山商工会議所青年部・栗山青年会議所・栗山建設協会とともに宣言を締結し、同日、佐々木学町長に要望書を提出。9月14日、栗山町は北海道の自治体で最初にネイチャーポジティブを宣言しました。

    • 2016.01.29

      河川基金「川づくり団体全国事例発表会」で活動を発表

      東京大学で開かれた平成27年度の全国事例発表会(主催:河川財団)に登壇。夕張川で進めてきた環境学習と保全活動の成果を、全国の川づくり団体と共有しました。

    ACHIEVEMENTS

    活動実績

    • 2015

      年

      (平成27年)

      ・夕張川自然再生協議会 設立(2月1日)
      ・栗山青年会議所(JC)のサケ放流事業等を母体とし、官民一体の体制で発足
      ・「夕張川魚道シンポジウム」開催(3月13日)
      ・「サケ稚魚放流会&魚道設置記念セレモニー」開催(4月4日)
      ・【72年ぶりの快挙】夕張川本流(栗沢頭首工下流)にて、72年ぶりとなるサケ(シロザケ・サクラマス)の遡上及び産卵床を確認(10月20日)

    • 2016

      年

      (平成28年)

      ・「サケ稚魚放流会」開催(4月2日)
      ・協議会の事業報告・総会議事録を(一社)栗山青年会議所ウェブサイトにて公開
      ・「夕張川流域自治体連携シンポジウム」開催(11月19日)
      ・夕張川湿原再生事業を継続

    • 2017

      年

      (平成29年)

      ・「雨煙別川いい川づくりシンポジウム」開催(1月26日)
      ・「サケ稚魚放流会」開催(4月8日)
      ・河川清掃「ぼくらの故郷 夕張川クリーン大作戦」実施(9月2日)
      ・栗山青年会議所と共同で寄付型自動販売機(ベネフィットベンダー)の設置を推進

    • 2018

      年

      (平成30年)

      ・「サケ稚魚放流会&活動推進協定調印式」開催(4月7日)
      ・サクラマス放流(6月)
      ・夕張川流域のアイヌ語地名・松浦武四郎の足跡辿るバスツアー開催(7月)
      ・「夕張川絵画コンクール」作品展示会(9月1日)
      ・雨煙別川清掃 実施(9月15日、参加者60名)
      ・夕張川・雨煙別川にてサケ・マス産卵床調査 実施(9月〜11月)

    • 2019

      年

      (平成31年・令和元年)

      ・「サケ稚魚放流会」開催(4月6日)
      ・雨煙別川清掃 実施(9月14日)
      ・夕張川流域かわづくりシンポジウム 開催(11月)
      ・「サケの里親事業」(サケの卵の配布)を開始(12月21日)

    • 2020

      年

      (令和2年)

      ・新型コロナウイルス・パンデミック(COVID-19)の状況下で、サケ稚魚放流会など活動を継続
      ・「雨煙別川いい川づくりシンポジウム」開催(8月22日)
      ・「サケの見える化プロジェクト」開始 中央橋下の上流の中州にサケの産卵床を造成
      ・サケ稚魚放流会(4月4日)
      ・サクラマス放流(6月)
      ・サケの里親事業(サケの卵の配布)を開始(12月19日〜4月3日)
      ・河川清掃(9月12日)

    • 2021

      年

      (令和3年)

      ・サケ稚魚放流会(4月3日)
      ・サクラマス放流(6月)
      ・サケの里親事業(サケの卵の配布)を開始(12月19日〜4月2日)
      ・総会をCOVID-19の影響により書面開催(8月6日)
      ・河川清掃 実施(10月24日)

    • 2022

      年

      (令和4年)

      ・サケ・マス遡上観察会 実施(9月19日)
      ・サケ稚魚放流会(4月2日)
      ・サクラマス放流(6月)
      ・河川清掃(9月3日)
      ・サケの里親事業(サケの卵の配布)を開始(12月〜4月)
      ・「夕張川流域シンポジウム」開催(1月27日)

    • 2023

      年

      (令和5年)

      ・サケ稚魚放流会(4月8日)
      ・サクラマス放流(6月)
      ・栗沢頭首工魚道環境整備&サケ・マス遡上観察会(8月26日)
      ・河川清掃 実施(9月16日)
      ・サケの里親事業(サケの卵の配布)を開始(12月16日〜4月6日)

    • 2024

      年

      (令和6年)

      ・サクラマス放流(6月)※継立クリニック飯沼様からのご支援より2008年から継続実施
      ・サケの里親事業(サケの卵の配布)を開始(12月16日〜4月5日)
      ・サケ稚魚放流会 開催(4月6日、約120名参加)
      ・【戦略的転換】夕張川自然再生協議会、栗山商工会議所青年部、栗山建設協会、(一社)栗山青年会議所の4団体共同で「栗山町ネイチャーポジティブ宣言2024」を締結(8月2日)。同日、佐々木学栗山町長に要望書を提出
      ・4団体共同での宣言表明式 実施(9月14日)
      ・河川清掃・環境保全活動(魚道の除草、産卵床の整備)実施(9月1日・14日)